3枚組ライブLP(限定カラーヴァイナル)”Beyond the Past • Live in London with the Platinum Anniversary Orchestra“と、MONO Official T-shirt(“Beyond Dark Grey”)のお得なセットです。
Side A:
God Bless
After You Comes the Flood
Breathe
Side B:
Nowhere, Now Here
Death in Rebirth
Side C:
Dream Odyssey
Sorrow
Side D:
Meet Us Where the Night Ends
Halcyon (Beautiful Days)
Side E:
Ashes in the Snow
Exit in Darkness
Side F:
Com(?)
・フォトブック(40ページ)付属
2019年12月14日。イギリスのBarbican Hallで行われた、日本のインストゥルメンタル・ロックバンド“MONO”の活動20周年を締めくくる、オーケストラを率いた公演“Beyond the Past”を収録した2枚組ライブ盤。
Barbican Hallは、ロンドン交響楽団とBBC交響楽団、2つの名だたるオーケストラが拠点とする、収容人数約2,000人の大ホール。そのホールが持つ豊かな残響がそのままに録音されており、同ライブを実際に観ていた私からしても、当日の会場に充満していた緊張感、祝福的なムード、臨場感が正しく、そして隈なく伝わってくる、非常に優れたライブ音源だと感じます。
“Nowhere, Now Here”のホワイトアウトするかのような激しい音も、“Ashes in the Snow”の海を漂うようなグルーブ感も、“Exit In Darkness”の耽美的な雰囲気も、その全てが収録された音の中に封じ込められ、メディアを再生すればその全てが鮮明に蘇ります。哀しげに始まる“God Bless”から、凄まじいノイズの嵐と熱気を放って終演となる“Com(?)”まで、全曲必聴です。
CULT 細川
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2019年12月14日にロンドンのバービカン・ホールでオーケストラと共に行われたMONO 20周年記念ライブを完全収録。
20年の間、MONOは、エクスペリメンタルであると同時にエモーショナルな一種のオーケストラル・ロックを定義し、洗練してきた。この間にリリースされた10枚のスタジオ・アルバムは、 Pitchforkが言う「21世紀の最も特徴的なバンドの1つ」としてのMONOを確立させた。
一方、彼らのライヴ・コンサートは通常、インストゥルメンテーションはより控えめであり、音量と電圧がより過給されている。これら2つの経験を組み合わせる機会はめったになかった。
事実、バンドとしての20年の歴史の中で、MONOがオーケストラをフィーチャーしたライヴ・コンサートは半ダースもない。そして、このようなイヴェントは珍しいだけでなく、忘れられないものでもあった。
『Beyond the Past • Live in London with the Platinum Anniversary Orchestra』はBeyond The Pastと題されたイヴェントでのMONOの卓越したパフォーマンスを記録した作品だ。
このイヴェントは2019年12月14日にイギリスはロンドンにある歴史的なバービカン・センターで開催され、バンドの20周年を祝したものであった。2日間に渡るこのスペシャルイヴェントの為、バンドは新旧の友人達で構成された記憶に残るラインナップを選択。
その中には日本のアンダーグラウンドのアイコンであるBorisとEnvy、フランスのポスト・メタルのレジェンド、Alcest、イギリスでのコラボレーター、A.A. WilliamsとJo Quailが含まれていた。イヴェントは、MONOがフル・オーケストラで 2,000人の満員の観客を魅了することで最高潮に達した。バンドは自らのヒストリーの全体に触れる2時間のセットを実行。大勢の観客を巻き込んだ純粋な陶酔感とダイナミックな共鳴は、 MONOのライヴ・サウンド・エンジニア、Matt Cookにより見事に克明にとらえられた。Bob Westonにより細密にマスタリングされた2時間の栄光の記録『Beyond the Past』は最も重要な MONOの作品の一つとなった。
カメラマンTeppeiによる40ページのフォト・ブックが付属したトリプル・ゲートフォールドでパッケージ化されたこの作品は、それ自体が事件でありイベントのレアなドキュメントである。