もともとはLes Paul Jr.で使うことを想定したという、COMSインバーターICをメインに据えた個性的な回路であり、やはりその音色も個性的、むしろ独創的と呼べるほど、他のディストーションにはない質感を具えています。ピッキングの瞬間から異常なスピードで飛び出す、凄まじく速い音のディストーション・サウンドが特徴で、このペダルにギターを弾かされているような感覚にすら陥るほどだと思います。
また、歪み量の多さに相反したレスポンスの良さも特筆すべき点で、Distortionコントロールを最大に設定し、使うギターがハムバッカーであっても、ギターボリュームに応じて歪み量を落とすことが可能です。同時に、通常使用時もタッチニュアンスを表現しやすいことは想像に容易いでしょう。
CHはMad ProfessorのStone Grey Distortion(以下、SGD)の元となったペダルとも言われており、実際に回路にも近しいものがあるのですが、その音色は全くの別物です。もしSGDがCH的な音色を正当に継承していれば、現在でのSGDの評価、知名度は大きく異なったでしょう。 CH、CH2の圧倒的な音色の速さ、タッチレスポンスを体感すれば、すぐにそのことが解るはずです。
一般的な9V電池(006P型)、適切に整流された外部9VDC電源(アダプター、パワーサプライなど)に対応しています。 10V以上の電源でのご使用はお控えください。故障の原因となります。
※ BJFEブランドを牽引するビルダー Björn Juhlの手作業によって1台1台作られており、塗装の濃淡、金属の研磨によって生まれる表面の模様には個体差があります。また、塗装のムラ、垂れ、小さなカケなどは入荷時からのものであり、すべての個体において共通です。外見上の要因を理由にする返品は承りかねますので、予めご了承ください。